引越のご祝儀で一騒動

先日書いた、リーダーがご祝儀を没収した話。
事務所移転作業で居合わせたメンバーから聞いたものだ。

それによると、ある大手業者の引越作業にハケンとして入った際、以前オレが書いたように、お客さんは個別にご祝儀を渡してきたのだそうだ。もちろんご厚意はありがたくいただいたのだが、すぐさまリーダーが血相を変えて駆けつけたという。

「お前ら派遣で個別に給料もらってんだからご祝儀なんか受け取る資格はない」

そう怒鳴りつけると、受け取った全員から無理矢理回収したのだそうだ。



回収したお金がどうなったかは知らないが、あとでまた触れるとして、このリーダーの主張は間違ってはいないと思う。

ご祝儀は、建前上は固辞することになっているのが業界の通例。もしそれを厳守しているリーダーであれば、血相変えて飛んでくるのは当たり前。おそらく、お客様から渡されるのを断った際、他の方にも渡しましたと聞いて行動したのだろう。これではハケンでなくても没収されるに違いない。

ハケンの立場で渡されそうになったら、元請よりもはっきりきっぱり断らなければならない。もちろん、ハケンであることは口が裂けても言ってはならない。
まずきちんと断った上で、客の厚意に感謝し無駄にしないため「どうしてもとおっしゃるならリーダーにまとめて渡していただけますか」と添えるのが筋。その話をリーダーが聞けば、誠実な人なら代表でしっかり断るであろう。むしろリーダーから感謝されるんじゃないか?報告してくれてありがとうって。

しかし、


・・・
・・・
・・・

建前では断り結果的に受け取っている人は、逃げ場がなくなるのだwww

わかるよね。作業員が断ってリーダーに振ってるんだから、リーダーは受け取ったら分けなきゃならないんだぜ。こうなると、ハケンだから渡さないという言い分は通じなくなる。元請だけで分配されたら、ハケンだからって排除された感じで、意欲が失せるわ。

まー昔から「袖の下」だとか「毒まんじゅう」だとか、もっともっと汚い話はたくさんあるけどね。

あーでもこれは真面目に一生懸命作業している人の話で、やってもやっても報われないよなっていう愚痴。まともに動きもしない手抜き怠慢な輩には誰だって渡したくないよな。

今日もいたんだわ。荷物の搬入搬出。難しい仕事じゃない。車から降ろした荷物を運ぶだけなのに、そもそも降ろすのを手伝わない、降ろしたものを運ばない、全部個別に指名されないと動かない、その荷物は不注意でバンバンぶつける、運んだ先でフリーズして何もしない・・・

きっと、何をしたらいいかわからない人なんだろうけど、他のメンバーによれば何度も見かける顔で、どこへ行っても同じ態度を取り、疎まれるらしい。チームワークと機敏な動きが必要な仕事なのに、自分を理解できていないのだろう。

引越と違って、短時間で楽な作業ではある。しかし、向き不向きははっきりしている。
こういう人たちは、単に金がほしいだけの人間なのだろう。



ってかさ、客の厚意を全否定っていうなら、奉仕活動として料金も受け取れないことにならないか?

さっきのリーダーは、土下座してでもご祝儀は全額お返ししたはず。その熱さに感激するか、ドン引きするかは客次第。もし、元請で分配しているようなら、とんでもない悪党だと思うが。



結論。個別に渡されるご祝儀は、リーダーが受け取ったのなら元請だろうがハケンだろうが受け取る権利はある。リーダーが断った場合は、没収されたとしても不満は言えない。

ということで、客としての厚意はまずリーダーへ。受け取らなかったら、誰にも渡してはいけません。おそらくこのように、あとで熱すぎる対応を受けることになりますよ。







追伸:

どこだったか、ハケンで入って個別に渡されそうになり、リーダーに渡してほしいと言ったら「代表に渡したら持ってかれちゃうでしょ。黙って受け取って」と耳打ちされてしまった。これでは断れません。もちろん、口が裂けてももらったとは言えません。
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